圧倒的な「無地」を身に纏う Ermenegildo Zegna(エルメネジルド ゼニア) 15Milmil15
Ermenegildo Zegna 15Milmil15。
世界中で「これ以上の服地はない」と言わしめるウール(羊毛)の最高峰です。
15Milmil15を構成する糸の細さは、約15.0ミクロン。
手からすり抜けてしまうほどの薄さと、トロリとした触り。
そしてその光沢は、はっと思わず息を飲む美しさです。
他に例を見ない、この超極細糸の服地は、
湿気の影響を一層敏感に受けやすく、生き物のように伸び縮みします。
いわゆる、「生地が動く」という表現です。
そのため、縫製が非常に難しい。
天とも睨み合いながら、
アイロンで、含まれる湿気を丁寧に取り除きつつ、
細心の注意を払い、縫製作業を進めていきます。
そうして、出来上がった一着。
服地と、縫製。
相俟って放たれる、その圧倒的な輝きは、
言葉で伝えるよりも、
実際に見て触れて頂く方が、ずっと良く伝わるのかもしれません。