Joseph H. Clissold(ジョセフ H. クリソルド) SUPER 160’s ULTRAFINE MERINO
“細番手”の魅力は、
何と言ってもその圧倒的な光沢と、柔らかさ。
そして、驚く程のその軽さです。
因みに、
糸は太さを、「番手」という記号で表しますが、
その数値が多くなる程、糸が細いということになります。
そして、(以下から、少々マニアックになることをお許し下さい…)
一般的に流通している“細番手”(細い糸で織られた服地)が、
SUPER100's(18.5ミクロン)~130's(17.0ミクロン)であるならば、
(糸の太さ18.5ミクロン※1ミクロンは1/100ミリ)
このJoseph H Clissold(ジョセフ H クリソルド)は、
SUPER160's(15.5ミクロン)表記。
専門的な話はこれ位にして…
この服地がいかに圧倒的な細糸で織られたか、
少しでも想像を?膨らます助けになれば、幸甚です。
ウールの原料となる羊は、ほぼ全世界で飼育されていますが、
このような細糸に適した羊となると、地域がかなり限定されてしまいます。
その筆頭が、オーストラリアで飼育されている「メリノ種」という羊。
この羊の毛は、細い糸を作るのに大変適していると言われています。
温暖な気候が育むオーストラリアの大地。
更に、その飼育に当たっている方々が、
毎年のように努力を繰り返し、
どんどんと細く軽い糸を産み出すために適した羊にと、
改良を加え続けているという賜物です。
身に纏い、その圧倒的な軽さと
お召しになる方の動きに合わせて、
ヌメるような光沢を放つ
CLISSOLD(クリソルド)のSUPER160's。
ウール(羊毛)の無限の美しさを、
神髄から愉しめる一着です。